導入事例

株式会社 FMしまばら 様

2012年5月22日に長崎県島原市を放送エリアとする「FMしまばら」と京都府福知山市にある「FM丹波」が協定調印し、災害時における相互情報応援協定を結びます。 この2拠のコミュニティFMの情報共有ツールとして、無料コラボレーションツール「サイボウズLive」が活用されている。

長崎・京都のFM局が進めるサイマル放送の相互配信、サイボウズLiveで災害情報を共有
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FMしまばら
株式会社 FMしまばら 辻野 貴士様
Webサイト:http://www.shimabara.fm/

長崎と京都のコミュニティFMが相互連携、災害情報を配信

サイボウズLiveを利用中の活動について、ご紹介ください。

2012年5月22日に長崎県島原市を放送エリアとする「FMしまばら」と京都府福知山市を放送エリアとする「FM丹波」が協定調印し、災害時における相互情報応援協定を結びます。

今回の協定締結のきっかけは、島原市と福知山市は歴史的なつながりがあり、30年前に姉妹都市締結をしています。こういった縁もあり、FMしまばらとFM丹波は毎年、市長によるラジオ対談を実施していました。2012年2月の対談の際に「自治体同士が協定を結ぶのであれは、われわれも同時に協定を結べないか?」と提案させていただいたのがきっかけです。

東日本大震災以降、コミュニティFMが地域の防災にどのような形で貢献できるのかを考え続けてきました。それが、インターネットサイマル放送という新しい仕組みを活用した遠隔局の協定に結びつきました。 この2拠点のコミュニティFMの情報共有ツールとして、無料コラボレーションツール「サイボウズLive」を活用しています。

サイボウズLiveをどのように使っていますか?

上記の協定は、島原市、福知山市のどちらかで大規模な災害が発生し、放送の継続が困難になった場合に、非被災局のインターネットサイマル放送やFacebook、Twitterなどを活用して、被災地への情報配信を代行する取り組みです。サイボウズLiveを使い、2拠点間で被災地の被害状況や安否情報、避難所やインフラの情報などを共有しています。

最初は自前のシステムや電子メール、FAXを使った情報共有を想定しておりましたが、FMしまばらが社内の情報共有の仕組みとしてサイボウズLiveを活用しており、非常に使い勝手が良いと感じていました。そこでFM丹波さんにサイボウズLiveの活用を提案したところ、たまたまFM丹波さんもサイボウズを活用しており、「じゃあサイボウズLiveでいきましょう」ということになりました。

防災協定図

FMしまばら・FM丹波の防災時における相互情報応援協定

メールやFAXに不安、サイボウズLiveで見落としや混同をなくす

サイボウズLiveの導入前は、どのようにしてチームメンバーと情報共有をしていましたか?

これまでは、基本的に電子メールやFAXで情報共有をしていました。しかし、電子メールは多数の受信メールが届き、重要な情報が埋もれてチーム内で情報が共有できなかったり、紙のFAXでは時系列で情報を管理することが難しいという課題がありました。

今回の協定において共有するのは緊急時の情報になりますので、確実かつ迅速な情報共有が求められます。電子メールやFAXでの共有では不安がありました。

特に使っている機能はなんでしょうか?

「共有フォルダ」と「掲示板」機能を使っています。共有フォルダではテキストデータに加え、さまざまなフォーマット(形式)のファイルを共有できます。これにより、テキストデータでは伝えにくい情報も確実に伝えられるようになりました。

掲示板は、議論の種類に応じたスレッドを作ることができ、情報をしっかりと整理しながら共有できます。掲示板を活用することで、本協定における大切な情報をメンバー全員が確実に把握できるようになったのです。

サイボウズLiveの導入で、仕事や生活はどう変わりましたか?

電子メールやFAXと比較して、簡単かつ確実に情報共有ができるようになりました。スレッドが分けられる掲示板で情報を分類することで、見落としや混同がなくなりました。

PCだけではなく、スマートフォンや携帯電話でも利用可能な点も良いと思います。iPhoneやAndroidを搭載したスマートフォンに専用アプリ「サイボウズLive for iPhone & Android」をインストールしておけば、取材先など場所を問わずどこでも情報が共有できるところが非常に便利です。

最後に一言お願いします。

東日本大震災以降、コミュニティFMが地域の防災に果たす役割について業界全体で再検証されています。震災で得た貴重な教訓を基に、インターネットサイマル放送やSNSを利用した情報発信の必要性はさらに大きくなってくるものだと思います。

その中で重要なのが、正確かつ迅速な情報の共有です。自前のシステムを構築するよりもはるかに低コストで運用できるサイボウズLiveは、非常に有効な情報共有の仕組みだと思います。

これを機に、非常時の情報共有だけではなく、日常的に情報を共有し、地域間交流にもつなげていくことができればと思います。

ありがとうございました。
(2012/05/22)
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