導入事例

NAGOYAビジネスプランコンテスト 様

「名古屋で挑戦したいという若い学生を育てたい」――この思いを持った有志が立ち上げたのが「NAGOYAビジネスプランコンテスト」です。成功の裏には、スタッフがサイボウズLive上で作った「仮想プロジェクトチーム」がありました。そのチームの作り方に迫ります。

若者が名古屋で挑戦できる土台を作りたい――「自ら考えて動く学生」を育てるNAGOYAビジネスプランコンテスト
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大橋弘宜様-130x120
NAGOYAビジネスプランコンテスト 大橋弘宜様

「自ら考えて動ける人材の育成を」――名古屋発ビジネスコンテストを企画した理由

サイボウズLiveを利用中の活動について、ご紹介ください。

学生向けビジネスプランコンテストを名古屋で開催しました。 コンテストの課題は「空家を活用したビジネスプラン」です。名古屋で上昇する住宅の空き家率を下げ、利益を出す事業を考えてもらいました。参加者同士のチームで課題を考え、事業計画書を作り、プレゼンテーションを実施して最優秀賞を決める、という企画内容です。

大橋さんがこのコンテストを企画した目的は何でしょうか。

目的は「自ら考えて動く」学生を育てるためです。ビジネスや起業について学んだ経験は、営利活動やボランティアを問わず、学生が組織で働く時に役に立つはずです。

NAGOYAビジネスプランコンテスト 大橋弘宜さん

スズハシ合同会社を立ち上げ、企画プランナーとして働く大橋さん。NAGOYAビジネスプランコンテストに加え、なごや自由大学などの運営に参加。「場と学び」というテーマで仕事をしている

学生に学びの場を提供したいと思ったきっかけは?

名古屋や東海地域特有の「保守的さ」を感じていたからですね。「何かやってやろう」と考える飛び抜けた人が少なく、さびしいと感じていました。「新しい挑戦がしたい」と考えている人が集まるきっかけを作りたかったんです。

私の周囲にも優秀な人は多いのですが、「バカになりきれる」というか、突き抜けた人材にはなかなか出会えませんでした。名古屋で生まれた人が、東京や大阪ではなく地元で挑戦できる土台を作りたいという思いもあったんですよね。 若手人材の育成にも関心があったので、ビジネスプランコンテストという企画にしました。

コンテストの準備期間や運営スタッフの詳細を聞かせて下さい。

2012年の春ごろから構想を練り、準備を始めたのは8月からです。稼働期間は3カ月ほどですね。社会人5人、学生5人が運営に携わり、私は社会人としてコンテストに参加しました。

失敗しながら最後までやり遂げる、その1つ1つが学生の学び

コンテスト当日の様子を教えてください。

起業やビジネスに興味があり、「社会人や審査員から学びたい」という意欲のある16人の学生が参加しました。4チームに分かれて、2泊3日でビジネスプランを練りました。

初日は財務会計の基礎や事業計画書の作り方、マーケティングなどの座学を行った後、コンテストの課題を発表しました。2日目は中間発表で、社会人からプランのフィードバックを受けます。3日目が最終発表でした。

最終審査でプレゼンテーションを行う参加学生

最終審査でプレゼンテーションを行う参加学生

最優秀賞に輝いたプランとその受賞理由は?

「空家を活用したビジネスプラン」という課題に対し、優勝チームが考えたプランは「トラベルシェアハウス」でした。シェアハウスをネットワーク化する事業で、シェアハウスAの住人は、Bに安価に泊まれるといった内容です。

受賞理由は「チームメンバーがやりたいこと」と「ビジネスとしての実現性」のバランスが取れていたからです。「シェアハウスを介して旅ができる」というコンセプトもキャッチーで、審査員の関心を引き付けていましたね。

「自ら考えて動く人材を作る」という目標は、今回のコンテストでどれだけ達成できたと考えますか?

狙いだった「学生の成長」はある程度達成できたと感じます。学生は、自分たちで課題を考え、悩み、議論し、1つのプランを作りました。寝る間を惜しんで社会人スタッフにアドバイスを求めている場面が印象的でした。

加えて、運営側の学生の成長も垣間見えました。時間管理や外部講師のフォローなど、アルバイトでは経験できない仕事を担当してもらうことで、自発的に考えて、動くようになっていったと感じます。 時には失敗しながら最後まで運営をやり遂げる、そのプロセスの1つ1つが学びになっていったのではないでしょうか。

プレゼンをする学生

2泊3日のコンテストを経たことで、ビジネスプランを0から考え、プレゼンテーションで伝えられるようになった

コンテスト成功の鍵を握った「仮想プロジェクトチーム」の作り方

ここからはコンテストの運営について聞かせてください。メンバー同士はどうやって情報共有をしていたのですか?

メンバーが少ないころは、対面で話をしたり、Facebookグループを使ったりしていました。人数が増え、Facebookを使っていないスタッフも出てきましたので、別のやり方を探し始めました。

社会人と学生が集まって運営したコンテストだったので、運営に当てられる時間はそれぞれ異なります。諸連絡やコンテストの情報共有を滞りなく進めたいと思っていました。

そこで、サイボウズLiveをお使いいただいたのですね。

そうなんです。無料で使えて、各自の端末(PC、スマートフォン、携帯電話)から利用できるため、みんなの空いた時間でコミュニケーションができると実感しました。

メールアドレスを持っている人なら、誰でも招待・登録できる点が良かったですね。スタッフのITリテラシーを問わず使えるため、多くのスタッフが集まるイベント運営に向いたツールだと思います。

NAGOYAビジネスプランコンテスト 掲示板のやりとり

NAGOYAビジネスプランコンテストの掲示板のやりとり。
メンバーが空いた時間で、スマートフォンやパソコンからコメントを書き込んでいる

サイボウズLiveを具体的にどう使っていますか?

定期ミーティングのスケジュール確認やメンバーのタスク管理に使っています。

掲示板のコメントに複数のファイルや画像を添付できるのが便利ですね。メンバーに最新の資料をすぐに見てもらえるようになりました。後で見返す必要のない資料は、掲示板のコメント欄にどんどん添付しています。

進ちょくの共有にも掲示板を使いました。週に1度ある定期ミーティングのトピックを立て、各メンバーのタスクの進ちょくなどを事前にまとめておきます。会議が終わった後に決定事項を本文に記録しておくことで、打ち合わせ内容の認識にズレがなくなりました。

「営業」「アポ取り」「外部講師との連絡」「担当者からの報告」など、ビジネスプランコンテスト運営に欠かせない情報を、掲示板に登録していましたね。

掲示板のコメントに複数のファイルや画像を添付

掲示板のコメントに複数のファイルや画像を添付することで、メンバーが最新の資料を確認しやすくなった

共有フォルダに保管しているファイルは、具体的にどのようなものがありますか?

後でメンバーが見返す可能性のあるファイルは、共有フォルダに保管していきました。具体的には、コンテストのロゴファイルやチラシデータ、スケジュール表、企画書、収支計画書、定期ミーティングの議事録などです。

カテゴリー分けした共有フォルダを見ると、「どのファイルがどこにあるか」がすぐに思い出せます。「最新のファイルを共有フォルダにアップする」という状態をキープできたので、ファイルを探す時間を減らし、本来時間をかけるべきイベント企画の仕事に集中して取り組めました

サイボウズLiveの導入で、仕事や生活はどう変わりましたか?
NAGOYAビジネスプランコンテスト ミーティングの様子

ビジネスプランコンテストのミーティングの様子

運営スタッフの学生は、所属大学がばらばらでした。しかし今は、インターネット環境があれば、大学間の物理的な距離を気にすることなく、企画運営に取り組めます。 サイボウズLiveは、インターネット上に1つの「仮想プロジェクトチーム」を作るようなものなんですよね。

メンバーが会えなくても、オンラインでプロジェクトを進めていける点をメリットと感じていただけたのですね。

その通りです。加えて費用面でもメリットを感じます。少し前ですと、こういった情報共有のスペースをオンラインで作る場合、システムのコストが掛かり、メンテナンス管理も大変でした。

サイボウズLiveのようなクラウドサービスを使うと、コストや管理の負担はほぼゼロになります。ファイルやディスカッションの軌跡も簡単に整理できるので、管理コストだけでなく、メンバー同士のコミュニケーションコストも減らせると実感しています。

ありがとうございました。
(2013/02/01)
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