導入事例

Eve Biotech Laboratory 様

居住地や仕事が異なるメンバーが集まって行うライトノベル制作に、サイボウズLiveを活用したEve Biotech Laboratory。オンラインの掲示板を使うことで、メールに比べて、ラフイラストの確認やストーリーの議論がしやすくなりました。

原案と絵師がコラボするラノベ制作、サイボウズLiveでスムーズに
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TT 様
Eve Biotech Laboratory T.T. 様 

原案と絵師のコラボでラノベ制作

Eve Biotech Laboratory
サイボウズLiveを利用中の活動について、ご紹介ください。

原案担当者と絵師がコラボレーションしてライトノベル(ラノベ)を創作するサークル「Eve Biotech Laboratory」で、サイボウズLiveを活用しています。2011年の初旬から活動しており、コミックマーケット82(C82)に出品する作品を制作していました。

どのような作品を作っているのでしょうか?

イラストや小説のオリジナル作品を制作しています。
現在は、ガイノイド(女性型人造人間)と人間のふれあいを描く小説作品を作っていますが、これは全体のストーリーのごく一部なので、作品を通じて徐々に明らかにしていきます。将来的には今回描きためたラフやスケッチなどを集めて、イラスト本も作りたいと思っています。

今回発表した作品は「砂のライヲン(2012年8月12日発行)」です。コミケが終了したので、今はAlicebooksという同人誌のオンラインショップで作品を発売しています。

作品のこだわりのポイントはありますか?

イラストと文字の"キャッチボール”を意識しています。「文字に絵を付ける」「絵から文字を発想する」という一方通行の作品作りではなく、イラストレーターや文字書きが意見を出し合って、お互いが想像しなかった作品を作り上げていくことを目指しています。そのためにも、全員で情報共有ができる環境が必要でした。

砂のライヲン01

砂のライヲンの表紙 (CC BY-NC-ND 2.1) nimirom

どのようなメンバーで作品を作っているのでしょうか。

絵師、物書き、編集担当など、得意分野を持つ人が積極的に作品作りにからんでいきます。仕事をしている人や学生が中心のサークルなので、みんなができる範囲で楽しく創作に参加するような感じです。
制作にかかわる人数は、作品によって変動します。「砂のライヲン」は原作/イラスト/編集構成の3人の担当者で作りました。

砂のライヲン02

イラストの一部はpixivで公開されています。
砂のライヲンの作品中には一般に公開していないイラストがあるとのことです。
(CC BY-NC-ND 2.1) nimirom

原作と絵師が分かれているサークルは珍しいのでしょうか?

コミケに参加する創作文芸サークルについて大きく分けると、2通りだと思います。
まずは絵師だけが集まって、イラストだけで本を作るサークルです。作品はイラスト本と呼ばれ、一番出展が多いかもしません。A4以上の大きなパンフレットのような美しい装丁の本が多いです。

次に物書き(小説家)が絵師(イラストレーター)に依頼をして、イラストを付けてもらうサークルがあります。これは小説がメインコンテンツで、イラストは表紙と挿絵数枚に使われる程度です。

作品の多くはメンバーの孤独な作業の集まりによって作られています。みんながバラバラに作った物を1つに集めて発表する、そんなサークルが意外と多いと思います。

Eve Biotech Laboratoryの皆さんは、作品を作るためにどのような打ち合わせをしているのでしょうか。

砂のライヲンの制作メンバーは、北関東、南関東、関西に住んでおり、インターネットを通じて情報共有をしています。居住地だけでなく、3人の生活サイクルも異なるため、対面や電話などでリアルタイムに打ち合わせをするのが難しい状況でした。

ラフイラストの確認やストーリーの議論がしやすくなった

サイボウズLiveの導入前はどんなツールでやりとりをしていたのでしょうか?

電子メールやファイル保存サービスですね。

その際、課題に感じていたことはありますか?

特にメールにおけるスレッドの限界を感じていました。 メールは携帯電話を使っている感じです。1対1の情報共有や意見交換には向いていますが、グループで話し合ったりする場合は、トランシーバーのようにみんなで情報を共有できるツールが便利だと思いました。

そこでサイボウズLiveをお使いいただいたのですね。特に活用している機能はありますでしょうか?

「掲示板」をよく使っています。ラフイラストの共有をしたり、ストーリーの今後の展開について意見を求めたりしています。 描いたイラストは掲示板に添付することで、各メンバーがわざわざファイルをダウンロードすることなくブラウザ上で表示できるため、イラストの確認がしやすくなりました。

キャプチャ

メンバーがイラストで誕生日を祝ってくれた時の書き込み。いいですね^^

その他の機能もお使いなのでしょうか?

砂のライヲンの制作にあたり、サイボウズLiveのすべての機能をフル活用させていただきました。ざっとこんな感じです。

  • 「グループイベント」で締め切りの明示、「マイカレンダー」で各自の休みや行動予定、何ができるかなどの情報を共有(カレンダー機能)
  • ファイル置き場として活用。校正を進めるファイルを保管している。上書きしても3世代前まではさかのぼれる点が便利(共有フォルダ)
  • 制作に必要な確認についてアンケートを取る(アンケート機能)
  • サイボウズLiveで更新された情報をメールで受け取ることで、作品の確認がしやすかった。また短い内容であればメールだけで確認ができる点も良かった。(新着メール通知)
サイボウズLiveの導入で、仕事や生活はどう変わりましたか?

必要な情報のみにアクセス可能であり、かつ、情報共有が確実にできるようになったので、無駄なメールが減りました。

特に掲示板では「印刷関係」「内容関係」「計画関係」「雑談」などの大きな項目に分けて運用することで、自分が確認したい内容に素早くアクセスできるようになりました。これは映像編集でいうところの、リニア編集からノンリニア編集になったくらいの変化でした。

最後に一言お願いします。

もしも仕事で使うとしたら、ワークフローなどで書類を回して承認不承認差し戻しなどの作業ができると、ペーパーレス化が進んで便利だと思いました。 またわれわれのようなラノベ制作のグループには、お絵描きチャット機能などがあると楽しいかもしれませんね。

ありがとうございました。
(2012/08/22)
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