導入事例

LEC会計大学院 研究指導委員会 様

LEC会計大学院では、2年間で税法の修士論文を完成させることを目指し、現在100名以上の大学院生を指導しています。数十ページにわたる論理的な文章を執筆する力を高めてもらうために、税法の専門教員と構成担当の教員が税法や文章構成を指導しています。

会計を学ぶ大学院生の修士論文を、サイボウズLiveで個別指導
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プロジェクトの概要

LEC会計大学院では、2年間で税法の修士論文を完成させることを目指し、現在100名以上の大学院生を指導しています。大学院生の多くは仕事をしながら通学しており、卒業論文などの長文を書いた経験がほとんどありません。数十ページにわたる論理的な文章を執筆する力を高めてもらうために、税法の専門教員と構成担当の教員が税法や文章構成を指導しています。

授業風景

入学年度や進捗状況に応じて、半年ごとにクラスを4つに分け、半期ごとに目標達成を目指す「マイルストーン方式」の指導を行っています。修士論文の完成と合格を目指し、論理的思考力と表現力を兼ね備えた会計専門職業人を輩出することを願いとしています。

1年目の前半 導入クラス 論文の書き方、税法修士論文の在り方を学び、序論のドラフトを完成させる
1年目の後半 序論クラス 論文の設計図となる序論の完成と合格を目指す
2年目の前半 本論クラス 本論の執筆と結論を決め、論文本体を作成する
2年目の後半 完成追込クラス 修士論文を完成させる

60名を超える修士論文の執筆希望者を受け入れる際、従来型のゼミ形式での指導は困難と考え、「一人一人への行きわたった指導」ができる体制を目指し、研究指導委員会を作りました。現在は税法専門教員3人、構成担当の教員3人、文章指導やサポートの教員2人がおり、税法のテーマ(法人税、所得税)ごとに教員同士が2人一組のグループを作って、数十人の院生を指導しています。

税法専門教員 税法の専門的なアドバイス
研究者教員 論文全体の構成や読みやすい文章の作成をサポート
アカデミック・ライティング専門教員 文章面を指導
IT領域担当教員 論文の体裁や文献の取り寄せ方法を指導

プロジェクトの課題

数十人の院生から届くメールの確認に、膨大な労力がかかる

LEC会計大学院では、「Google Apps」を使ってクラスごとにメーリングリストを作り、論文指導をしていました。しかし、院生と教員の間で膨大なメールのやりとりが発生していました。院生の指導は前後期の30週と長期にわたり、毎週、院生一人当たり1~3往復のメールを送り合います。修論の追い込み段階になると、ほぼ毎日、常時数十名の院生の指導をするため、教員のメールボックスは大変なことになっていました。

メールでは各院生に対する指導の履歴が分かりやすい形で残せず、「メールを送った」「送っていない」と認識が一致しない場面もありました。教員側はそのたびに数十人の院生から送られてくる過去のメール履歴を確認しなければならず、相当な労力を要していました。

一人一人の院生と徹底的に向き合い、進捗を確認しながら、適切な論文作成をサポートする――。この目的を達成するには、メーリングリスト以外の指導の手段が必要と考え、サイボウズLiveを導入したのです。

サイボウズLiveの導入効果

学生ごとに論文指導の履歴をまとめられる

4つのクラスごとにサイボウズLiveのグループを作成し、院生ごとに専用掲示板を設け、最新の論文原稿を毎週アップしてもらいます。教員はそれを見て、添削やコメントします。

教員は、院生一人一人の指導履歴を掲示板のページから一覧できるようになり、確認作業がスムーズになりました。論文指導のあらゆるやりとりを院生個人の掲示板に集約できるようになったことで、進捗管理がとてもやりやすくなりました。

掲示板
院生ごとに掲示板にトピックを作成して個別指導している

素早い返信や指導につながり、学生の論文作成のモチベーションが高まる

教員が院生の掲示板のアップデート内容を常に確認しながら、コメントを返せるようになりました。オンラインの指導が密になり、論文が着実にブラッシュアップされることで、院生側が継続的な成長を実感してくれるようになりました。

仕事をしながら大学院に通う院生にとって、一定期間、論文作成から離れてしまうと、論文執筆のモチベーションを保ちにくくなります。毎日少しでも論文に向き合い続けることが、論文を完成させる大きな秘訣です。院生・教員の双方が高いモチベーションを保てるチェック体制ができあがり、週1回の対面指導においてもより効率的なアドバイスができるようになりました。

コメント欄でフィードバック
提出された課題に対して、教員がコメント欄で直接フィードバックする。

院生同士が自発的に学び合う雰囲気ができてきた

院生の掲示板には、同じクラスのメンバーも閲覧・書き込みができるため、自然と院生同士がコメントや批評をし合うようになりました。

メーリングリストでは修論の作成・指導の過程が本人以外には見えにくかったのですが、メンバー全員の指導内容が閲覧できる掲示板があることで、院生同士がお互いに学び合う姿勢を持つようになったのです。これはメーリングリストでは実現できなかった大きなメリットです。

特長的な運用方法

必ず見てほしいトピックは「緊急連絡オプション」で即時メール配信

グループの掲示板には「全体連絡用」と「院生個人」のトピックを作っています。全体連絡用トピックは全員に必ず見てほしい情報ですので、「緊急連絡」オプションをONにして、コメントの書き込みと同時に通知メールが配信されるようにしています。

「すぐに確認すべき内容か/そうでないか」といった共有事項の重要度に応じて、通知メール配信の設定ができるのが便利です。これにより、情報の送り手と受け手の双方が優先順位を判断しながら、情報を共有できるようになりました。

【参考】サイボウズLive Tips 新着通知メールの設定で、より快適に新着通知を受け取る

ここがお勧め! 便利なポイント

マルチデバイスからアクセス可能

サイボウズLiveはPCだけでなく、スマートフォンでもアクセスができる点が便利です。特に教員側は、学生から質問やファイルのアップデートがあった場合、出先からでもすぐに返信ができるようになりました。週1回の研究指導以外の時間でもきめ細やかな論文指導ができています。

管理者と指定したユーザーのみが閲覧できる掲示板をグループ内に作成できるようになるといいですね。ほかの学生には開示すべきでない課題の提出ややりとりが可能になれば、大学独自のポータルサイトと同等の使い方ができると思います。今後のアップデートによる益々の充実に期待しています。

2013/09/11
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