―― 本日はサイボウズさんのオフィスにお邪魔しています。まずはサイボウズのおふたりから、自己紹介をお願いします!

丹野 プロダクトマネージャーの丹野です。立ち上げ当初からサイボウズLiveを担当しています。

無料グループウェア サイボウズLive 無料グループウェア サイボウズLive

大槻 「サイボウズ式」編集長の大槻です。「サイボウズ式」は、サイボウズをご存じない方に私たちのことを知っていただくためのオウンドメディア(自社メディア)です。

サイボウズ式 | 「新しい価値を生み出すチーム」のための、コラボレーションとITの情報サイト サイボウズ式 | 「新しい価値を生み出すチーム」のための、コラボレーションとITの情報サイト

大槻さん(左)と丹野さん(右)

―― あまりグループウェアになじみのない方の代表として、学生はてなブロガーの佐田さんにもお越しいただきました。

佐田 佐田清澄です。先日、ようやく卒論を提出し終えました。

―― おめでとうございます。佐田さんには実際にサイボウズLiveを試していただいて、ブロガーらしい視点で感想をお聞きしたいと思います。

■ 「企業間でもEメールの代わりにグループウェアを」というコンセプトでスタート

―― 今回、サイボウズLiveにチャット機能がついたということですが、まずは改めてサイボウズLiveのこれまでの歩みやコンセプトを教えてください。

丹野 これまでグループウェアは基本的に会社の中で使うものでしたよね。企業間の情報共有はメールが中心でした。でもメールはコラボレーションツールとしては、効率の良いものではありませんので、企業間プロジェクトでもメールを使わずに情報共有できるようにしたいと思ったのです。とはいえ、いくら便利なツールでも有料だと導入が難しい。そこで無料で使えるグループウェアとして、2009年にサイボウズLiveは誕生しました。

―― メールの不便さを実感している人は増えてきていますよね。最近も「メールで作業内容を管理するのはやめましょう」という内容のブログ記事が、はてなブックマークの人気エントリーに登場していました。

Eメールで作業内容を管理するのはやめましょう - GoTheDistance Eメールで作業内容を管理するのはやめましょう - GoTheDistance

丹野 はい、皆さんすでに友達とのやりとりにはEメールを使わなくなってきていますよね。LINEやFacebook、Twitterでやりとりする人が増えている。でも企業間のやりとりは未だにメールが中心なんです。

―― サイボウズLiveは1グループ300人まで無料で使えますが、ビジネス面は大丈夫なんでしょうか。

丹野 将来的には、有料オプ ションとして高度な機能を提供したいと考えています。ただ、直接的な収益以上の意義がサイボウズLiveにはあるんです。サイボウズLiveがこれまでサ イボウズを知らなかった人との新しい顧客接点になっています。会社では他社のグループウェアを使っている人でも、企業間プロジェクトや課外活動でサイボウ ズLiveを使っていただくことで、サイボウズのサービスの良さを知っていただくことができます。

サイボウズLiveのトップページ

サイボウズLiveのトップページ。1グループ300人/1GBまで無料。

―― なるほど。ちなみに佐田さんは大学生ですが、サイボウズのことはご存じでしたか?

佐田 社名だけは聞いたことがありました。

丹野 おお、ありがとうございます。

―― グループウェアって学生さんにはあまり縁がないものですよね。社名が伝わっているだけでもすごい。

丹野 弊社はビジネスパーソン の間では知名度がそれなりに高いのですが、学生さんにはあまり知られていなかったんですよね。最近では学生団体でサイボウズLiveを使っていただくこと がすごく増えていて、学生さんの間でサイボウズの知名度が上がっていると感じます。実際にサイボウズLiveをきっかけにサイボウズのことを知り、採用面 接を受けて入社したという新入社員も多いんです。

学生団体によるサイボウズLive活用事例 学生団体によるサイボウズLive活用事例

大槻 そういう意味では、サイボウズLiveはサイボウズ式と同じように、サイボウズを知っていただくためのメディアの1つともいえますね。

 サイボウズの企業ミッションは「世界中のチームワーク向上に貢献する」です。ビジネスに留まらず、あらゆるチームのコラボレーションをお手伝いしたい。サイボウズLiveは無料なので、仕事以外のいろいろな場面で使っていただいて、チームがまとまっていく効果を感じてもらえるとうれしいです。

■ 「1つのツールで情報共有を完結させたい」という人に

サイボウズLiveのiPhoneアプリ上でのチャットの様子。

―― 2月26日にチャット機能が付きました。なぜチャットを?

丹野 サイボウズLiveは、同じ時間・同じ場所に集まれない人たちでも情報共有ができるようになるサービスです。いわゆる非同期型の情報共有ツールですね。

 ただ、ユーザーさんのコラボレーションスタイルの実態として、同じ時間にオンラインになってコミュニケーションする、同期型ツールを必要 とするケースが増えてきました。サイボウズLiveユーザーの皆さんは、リアルタイムのコミュニケーションが必要なときはLINEやSkypeを使ってい るようです。それならチャットまでサイボウズLiveでチャット機能を提供して、1つのツールで情報共有が完結した方がいいだろうと。

―― なるほど。ひとつのサービス内でオールインワン。

丹野 はい。オールインワンのメリットは、複数のツールのアカウントを取得しなくてもいい、という点です。

 また、更新情報をそれぞれのツールにログインして確認しなくても、1ヶ所だけ見ればいいという点も重要です。忙しい人や、あまりITツールが得意でない人にとって、複数のツールにユーザー登録をして使い分ける、というのは大変なんです。

■ グループウェアとチャットをどう使い分けるか

サイボウズLiveについて熱く語る丹野さん。

―― これまでサイボウズLiveでは「掲示板」を使ってコメントのやりとりが行われていたと思うのですが、チャットとの使い分けは?

丹野 例えばイベント開催のた めの情報共有をサイボウズLiveで行う、というケースを想像してみてください。掲示板は、イベントの企画内容をみんなで議論するなど、考えをまとめなが ら、ある程度まとまった量のコメントをやりとりするときに使います。一方、イベント当日の現場での連絡など、リアルタイムでやりとりしないといけないとき にはチャット機能を使います。

―― なるほど。

 チャットのやりとりは流れていってしまうので、後から見返すのが大変です。サイボウズLiveなら、スケジュールをカレンダーに登録したり、 役割分担をToDoリストに登録したりなど、チャットのやりとりで決まったことを後から参照しやすい形式で簡単に共有できます。情報を整理して「ストッ ク」できるサービスなんですね。

丹野 コミュニケーションという「フロー」が得意なチャットと、情報の整理という「ストック」が得意なグループウェアがひとつのサービスの中でセットになったことは、ユーザーにとってとても大きなメリットだと思います。

―― 「サイボウズ式」の現場でもサイボウズLiveは使われているんですか?

大槻 そうですね、ライターさ んごとにサイボウズLiveでグループを作って原稿管理をしています。取材予定日や原稿の締め切り日などをカレンダーで管理できるので、いつでも制作スケ ジュールを再確認できます。同じ時期に複数のライターさんと記事制作が並行して進んでいても、効率的に制作を進められます。

もちろんPCでもチャットできる。

―― お話を聞いていると、フローとストックの組み合わせ、使い分けが大事なんだというサイボウズさんの意志を強く感じます。

丹野 はい、フローとストックのバランスが重要なんです。

―― はてなでも、いろいろなチャットツールでやりとりしつつ、まとまったやりとりは自社のグループウェア「はてなグループ」を使っています。

 先日のWeb技術系のイベント「CROSS 2014」でも情報共有が話題の1つになっていました。イベントの中で、はてなスタッフが「はてなの人は、はてなグループがないとやっていけない感じ」と 言っています。他の方の発言で、チャットツールだけだと流れていってしまう、という話も出ています。これも「フローとストックのバランスが重要」という話 とつながりそうです。

はてなやクックパッドの開発現場で、CIやテストはどう行われているのか?(後編)。CROSS 2014 - Publickey はてなやクックパッドの開発現場で、CIやテストはどう行われているのか?(後編)。CROSS 2014 - Publickey

大槻 たしかに僕らも、サイボウズLiveがないと仕事ができないですね。

チャットツールとグループウェアで始める新しいワークスタイル | 300人まで無料で使えるグループウェア サイボウズLive

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■ 学生ブロガーがサイボウズLiveのチャット機能を使ってみた

―― 佐田さんは普段、チャット的なサービスやアプリは何を使っていますか?

佐田 ほぼLINEで、メールは使わないですね。アルバイト関係や、海外の人とやりとりするときはSkypeです。

丹野 仕事のやりとりにLINEを使うことになったらどうですか?

佐田 LINEでは名前やアイコンをちょっとふざけたものにしてるんです。なので、会社の人とかとのやりとりでそのままは使いたくないですね……。

―― 確かにプライベートのチャットツールをそのまま仕事で使おうとすると、いろいろと不都合がありますね。

丹野 私も友達との交流にはLINEを使っていますが、仕事上の情報共有のために会社の人とLINEでつながるのは抵抗がある、という話は最近よく耳にします。適度な距離感を保ちながらチャットツールで業務を効率化したい、という方にもサイボウズLiveはお勧めです。

―― それでは佐田さんに、実際にサイボウズLiveのチャット機能を使ってもらいましょう。佐田さん、使い勝手はいかがですか?

佐田 使いやすいです! これ、LINEみたいにスタンプが使えたりはしないんですか?

サイボウズLiveのiPhoneアプリでチャットをする佐田さん。

丹野 今のところ、スタンプ機 能はありません。ただ、検討したいとは思っています。ユーザーの方にヒアリングをすると、部下をマネジメントする立場の人ほどスタンプ機能が欲しいとおっ しゃいますね。部下との距離を縮めたい、スタンプで和やかにコミュニケーションがとりたい、ということのようです。

佐田 なるほど、じゃあスタンプっぽい絵を描いて送ってみます。

スタンプっぽい絵。

丹野 いいですね。スタンプっぽいです。こんなスタンプがあったら上司と部下のコミュニケーションがスムーズになりそうです。

―― これはいいですね。サイボウズLive公式のスタンプ画像として、佐田さんにイラスト作成をお願いしてはどうでしょうか。

丹野 はい、ちょっと検討してみます。

佐田 既読機能は付けないんですか?

丹野 はい、あえて付けていま せん。相手が読んだかどうか分かる既読機能は、チャット以外の機能についても要望が多いんです。特に上司として指示を出す立場の人は既読機能を求めます ね。一方で、指示を受ける部下の側からは、既読機能はない方がいいと言われます。読んだことが分かると「返信しないといけない」というプレッシャーを感じ てしまうようです。

大槻 チームの仕事の進め方が トップダウンかボトムアップか、という話ともつながりますね。トップダウンスタイルの欧米ではツールもそれに適したものが多いのですが、サイボウズ Liveは日本人が好むボトムアップに適したツール。強制感なく意見を自然と言い合える方がメンバーにとって使いやすい。トップダウンで読ませたい、読ん だか確認したい、という発想はサイボウズのツールらしくないんですよね。

佐田 私は既読機能があった方が、相手が読んでくれていると確認できてうれしいですね。

丹野 そうですか(´・ω・`)

固い表情だった大槻さんも似顔絵を描いてもらってにこやかに(※ご本人の希望により、佐田さんの顔写真はアイコンに差し替えています)

■ チームメンバー全員が情報共有に参加できること

―― フローとストックの話、既読はあえて付けなかったといった話をお聞きしていると、明確なワークスタイル像があって、それをサービスに落とし込んでいるように感じます。サイボウズさんにとって、チームで仕事をするということについて、どう考えているか教えてください。

丹野 「チームメンバー全員が情報共有に参加できること」サイボウズLiveのコンセプトです。チームメンバーの中にはITツールを使いこなすことに時間を割けない人もいるでしょう。でも、そういう人が重要な知識を持っていたりする。

 知識を持っているのにITツールが原因でオンラインの情報共有に参加できないのは、とても残念です。誰でもスマホやケータイを使って簡単に情報共有に参加できる、ITリテラシーが高い人も低い人も一緒にコミュニケーションできる、というのが重要です。

普段は牽制し合う2人も、佐田さんのイラストで和やかなムードに。

―― 最後に、サイボウズLiveの今後の展開を教えてください。

丹野 とにかく、より多くの人 に使ってもらえるサービスにしていきたいですね。そのために、新機能を追加するだけでなく、既存の機能をもっと使いやすくしていきたい。まだまだ、ひとつ ひとつの機能が独立しているので、もっとサイボウズLive内で連携させていきたいです。それから、英語版も提供できるようにしたいと思っています。

―― 海外展開ですか?

丹野 いえ、日本にいても、海外の人と働いたり、何かを一緒に作ったりする機会が増えていますよね。だから操作メニューの英語化は要望が多いんです。

―― なるほど、それも「チームメンバー全員が情報共有に参加できること」ですね。ということで、本日はありがとうございました。読者の皆さまには、Nexus 5 やサイボウズ+はてなノベルティセット、そして佐田さんの色紙が当たるプレゼントのお知らせです!

■ Nexus 5、ノベルティグッズ、佐田さん色紙をプレゼント!

サイボウズLiveをスマホで使おう!ということで「Nexus 5 & b-mobile X SIMセット」を抽選で1名様にプレゼント。また、「サイボウズノベルティグッズ&はてなステッカーセット」を5名様に、佐田さんの直筆色紙を1名様にプレゼントします。

応募方法は、この記事をTwitterで感想付きでツイートするだけ。詳しくは、下の応募要項をご覧ください。

応募要項

  • 応募期間
    • 2014年2月27日(木)から2014年3月12日(水)24時まで
  • 賞品と当選人数
    • Nexus 5b-mobile X SIM セット(1名様)
      ※Nexus は、Google Inc. の商標です。
      ※b-mobile X SIM は商品パッケージのみのプレゼントとなります。ご利用には別途、月額契約が必要です
    • サイボウズノベルティグッズ&はてなステッカーセット(5名様)
    • 佐田さん直筆色紙(1名様)
  • 応募方法
  • 当選発表
    • 当選者様へのご連絡をもって代えさせていただきます。@cybozuliveからTwitterのDMでご連絡します(ご連絡のためフォローをお願いします)
  • 賞品発送
    • 当選発表後、サイボウズよりTwitterでDMをお送りし、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)をお聞きします
    • その後、はてなから商品を発送します。こちらの個人情報は、プレゼント送付の目的に限定して利用させていただき、送付後は各社の規定に従って破棄させていただきます

[PR]企画・制作:はてな
写真:赤司聡